そういえば、私は小さい頃からアイドルが
好きだった。
最初に好きだったのはモー娘。とミニモニ。
小学生の頃はジャニーズをほんの少しかじり、
中学生ではKーPOP。
一通りのジャンルを見てきた。
ずっと変わらかったのは
「推しは○○だけど、グループの子みんな大好き!」
ということ。
でも、" ずっと変わらず、そのままの形で "ということはなかなか難しい。
自分が好きになった時と変わってしまうグループの今を見れなくて、何回も途中で追うのをやめてしまった。
これがきっと2次元に方向転換したきっかけで、ここ最近まではずっと2次元のオタクとして生きてきた。
ハマっていたコンテンツはラ!やあん○タ、ア○マスなど、結局、アイドルが好きということは変わってなかった。
私は、2次元の変わるとこがないところが好きだ。
ビジュアルもほとんど安定しているし、居なくならない、スキャンダルや変なファンの介入もない。
" 不変的 " で " 半永久的 " な完全に向こう側の隔たれた世界。
そこでオタクをするのは純粋に楽しかったし、自分に合っている気がしていた。
そんな私が3次元に飛び込んだのはちょうど一年前の今頃。
とにかくしんどかった大学3年生、秋。
理由つらつら書いて本題から逸れたくないから省略するね。
就活本格的にしてた時より断然、この時期の方がしんどかったと思うくらいには、なんか辛かった。
こんな素晴らしいタイミングで友達がとあるオーディション番組をみんなで見ようと提案してきた。
前から興味はあったものの、3次元にハマれるのかな…とか最初は思っていた(これはホント)。 心配したのも束の間、自分でも驚くほど見事にハマっていた。(チョロい)
ハマったなんて生ぬるい表現では足りない。
落ちたし、沼は深かった。
あんなに頑なに2次元から出たがらなかったのにも関わらず、あっさり3次元におちたのはきっと、その番組の構成が好きだったからだ。
アイドルを目指す練習生たちが受けるレッスンの風景、友情、葛藤、ステージでのパフォーマンス、涙の別れ。アイドルを推すうえで本来見えない部分がここでは見られる。
大学、高校の友達、顔も知らないフォロワーとも語り合い、熱狂した。
このサバイバル番組と推しにのめり込むだけ楽しさが増したし、その間は寂しくなかった。
でも、それがよくなかった。
12月。
最終回のその日は1人でデビュー発表を見届けるなんて到底無理で、友達と最終回を見た。
みんなで泣いて、そして寝た。
毎週の生きがいになっていた番組は終わり、私の推しも居なくなった。
番組が終わったのと入れ替わりくらいで留学に行っていた彼氏が帰ってきた。(コロナが大流行する前に帰って来れてほんとに良かったと今も思う)
嬉しかった。
これで番組と推しへの気持ちを入れ替えて次の沼へ進めると思っていた。
でも時間が経つほど、全部が分からなくなっていった。
今年の春。
コロナのせいで外出もできないうえに友達にも会えない。いちばん楽しいと思う瞬間はフォロワーたちと推しについて話してる時、そして推しがSNSを更新することだけを楽しみにすごしていた。
SNSの更新頻度は以前に比べたら減ってきた。
ふぉろわとなんとか寂しさを凌ぎあっていた。
そしてこの頃から、気持ちが逆転してるのでは?と一人モヤモヤしていた。
彼氏に対する寂しさを埋めてくれてた推しから推しに対する寂しさを埋めてくれる彼氏になってない?みたいな。
そう思い出したら止まらなくて、そこから別れるまでほんと早かった。
こんなものかと思うくらい呆気なかった。
別れてからいよいよヤバい推し方になって、縋ってたと思う。
番組を見て純粋に楽しんでいた時とは絶対違う見方で推しを見たいたんじゃないかな。
1.2週間に1回あればいいほうのSNSの更新を待ち続け、それでも枯渇すれば愚痴垢、情報垢を見て黒い気持ちになりながら、なんとか情緒を保ち生きていた5月、6月。
ほんとうにこの頃の自分怖い。
客観的に見て痛い。
切実に、もうその辺でやめときなと思う。
でも自分はここに縋ることしか出来ないし、辛く思うほど好きみたいな変な考えがあって、ひたすら苦行をしていた。
番組が終わって半年以上がたったある日、突然「もうやめよう」と思えた。
色々考えてその答えに落ち着いた結果とかでもなく、ほんと「お腹すいたな」くらい自然に出てきた。
推しにはデビューして、どんな形であれまた 応援がしたいと思っていた。
あんな素敵な子をどこかの誰か偉い人が見つけて拾ってくれたんじゃないか。そして今はデビューに向けて実は練習をしてるんじゃないか。ずっと希望を持ってたし、そう思わないとどうにかなりそうだった。
けれど、私がその人を好きになったのはアイドルとしてステージで輝く姿だけじゃなくて、アイドルを目指して頑張る、優しくて前向きでちょっと不器用な姿なんだから、その人が次にやりたいと思うことをただ応援したいと思った。
次にやりたいことはアイドルじゃなくても、むしろ表舞台でなくても全然いい。
自分が行きたい道へ進んで、やりたいことしてくれたら、それを心の中で応援し続けてたらいいかなって。
推しは本当に表情が豊かで、なかでもキラキラの笑顔は本当に、心から楽しそうで見てるこっちも笑顔になる。
今日も日本のどこかでそんな顔でいてくれたらいいかな〜と。
それでもし、デビューしてくれたらファンダムのみんなであの曲のあの部分のトンチキダンス踊り狂って騒げばいいじゃん!って。
それなら、ここで意固地になって居座り続ける必要はないなと思ったら、すんなり前に進めた。
友達に手を掛けてもらっても一向に泥沼状態から抜けようともしなかった私は、その思いつきひとつで沼から足を洗い、新たな沼の散策をはじめた。
(あの時は本当に申し訳ありませんでした、おかげで私は元気です。)
そこで出会った新世界!!!
それこそジャニーズJr. の沼。
きっかけはここでも「なんとなく」。
" ふぉろわさんで HiHi好きな子がいたな〜。へ〜Jrチャンネルなんてものがあるのか〜。気になるから見よ〜 "
この思いつきがきっかけ。
はじめて見たチャンネルは
HiHi Jets 「最強アイドルグループをプロデュース!!!」(ドラフトのやつね。)
とりあえず、他にも色んな人が出てくるんじゃないかと思って見てみた。
そのなかで、井上瑞稀くんが褒めていた
少年忍者 内村颯太くん
が気になった。
宣材写真で初めて認知した内村颯太は
" 小さくて内気で目立たなさそう "
に見えた。
まっっっっっっったくの違ったけど。
声も身長もデカい。よく笑い、予想の斜め上どころか真反対まで回り込んでくる答えを言うのでとにかく目立つ。
そしてステージでは誰よりも輝くアイドルになってしまう。
そして、なんてったって顔がいい。
顔がいいんです。
ほんとに。
そんなギャップの塊、内村颯太の沼に気づいた時には浸かっていた。
(これ以上書くと脱線するからまた別の機会に 書きます)
ISLAND TVで内村颯太を見て、Jr.チャンネルで少年忍者を見て、他に気になった7MEN 侍も 見て、HiHiも見て…とにかく自由に楽しく沼を散策した。
少し前まで、ひたすら耐えるオタク生活だった私にジャニーズJr.の沼はまさに楽園だった。
知識なんてほぼ皆無に等しかったので、周りを見渡すだけでそこら中に新しい発見が広がっていた。
砂漠で水を探す旅人から油田で石油を見下ろす石油王になれた。
楽しく石油王をしていた私は、うっかり
Lil かんさい 岡﨑彪太郎
にやられてしまって、もう全く身動きがとれないんだけど、これはまた別の機会にきちんと書きたいと思う。
なんせ魂の救済も合わせてして頂いたので。
一体全体、急にJr.に落ちたが、どこに惹かれたのかと聞かれたら、色々あるけど
いちばんはきっと、みんな持つ輝きだと思う。
歴も年齢もグループも全く関係はなくても、みんながデビューという同じ夢に向かって「今しかない」とガムシャラに頑張っている。
輝く一瞬のために、全てを出し切るような姿が私にはとてもまぶしくて、好きだと思った。
よく、プロ野球より高校野球が好きという人がいる。
それは、"負けたら終わり次がないという状態で行われる試合が感動的だから"と言う人が多いが、きっとこれは私の意見と似ているんだと思う。
デビューはゴールじゃなくて、むしろ、有名になるためのスタート地点だ。
ジャニーズという名前は、2次元オタクの頃の私でも、日本においてあまりにも強力で安定した最強ブランドに思えた。
その世界に入れた人の人生に、勝ちは約束されているも同然なんだと思っていた。
でも、その世界の中では、デビューというスタートラインに立つために青春をかけて切磋琢磨し合う存在がいたことを知り、
その人たちの夢を叶えたい、その姿を見続けていたいと願うファンのことを知った。
これってすごくない?
語彙力皆無だけど、
そんな世界もの存在も
アイドルも
ファンも、
それを知れたことも全部含めてすごくない?
そんな世界の存在を知ることができて、
本当に良かったと心から思っている。
そこでまた応援したい人、グループにたくさん出会えてよかったな、楽しいなと思っている。
まーた「デビューしようね!」が口癖になるんだろうな〜の気持ち笑
そういえば、3次元のオタクにはよく分からない感覚かもしれないけど、2次元上がりの私からするとここ(3次元)はすごいとこばかりで。
まず、推しが同じ次元で生きてる!(すごい!)
同じ動きやステージなんて存在しない!(すごい!)
推し、考えてものを言う!(すごい!)
全てにおいてプログラミングされ、時という概念がない人を推して身としては、生きて、自分で色々考えて、選択して今ここにいる、その事だけで胸がいっぱい泣きそうだし、その子が成長する?夢か………?くらい尊い。
これを聞いて皆さん、推しの偉大さを再確認できました?????????????????
そんな偉大なる推し、内村颯太と岡﨑彪太郎を担当と呼べる人になることが今の私の目標です。
まだ恐れ多いんだな。恥ずかしいというか。
そんなわけで、この1年で2次元のオタクは次元を越えてジャニーズJr.のオタクへと進化と呼べるほどの急成長を遂げましたとさ。
何度も言うし、何度も言いたいんだけど
今がオタクをしていていちばん楽しい。
せっかくたどり着けたこの素晴らしい世界でこれからもい続けたいな。
最後に、
私を変えてくれた3人のアイドルたち、
ありがとう。
そしてこの長くてしょうがない文章を読み切ってくれたあなた様、ありがとう。
2020.09.22 Tue
日プで初めてスクショした日から1年経つ前にこのブログあげたかったから間に合ってよかった👌 👌 👌 👌 👌 👌
初めて目に止まってずっと好きだった6人組。それぞれの未来に幸あれ 🌸